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ジムビームの味わいや種類、歴史などを徹底解説

バーボン

ジムビームはケンタッキー州クレアモントで生産されているバーボン・ウィスキーです。

ジムビームはバーボンの売上世界一を誇る、バーボン・ウィスキーの代表的銘柄です。その特徴は、原材料のコーンの香ばしさと、バーボン特有のバニラの甘い香り、そしてスパイシーさにあります。また飲み口もまろやかなため、バーボンを初めて飲む方やバーボンが苦手という方にもおすすめです。ストレート、ロック、ソーダ割と飲み方も自由に楽しめます。

本記事では、ジムビームの味わいや特徴、種類、歴史をご紹介します。

記事の最後では、ジムビーム以外のおすすめのバーボンをご紹介していますので、参考にしてバーボン・ウィスキーを楽しんでみてください。

ジムビームの特徴

ジムビームは、世界120ヶ国以上で販売されておりバーボンの売上世界一を誇る、バーボンを代表する銘柄の一つです。

その特徴は、こだわり抜いた原料と代々引き継がれてきた秘伝の酵母を使用している点です。このこだわりこそがジムビームの特徴を引き出しているのです。

高品質の原料が生み出すバランスの良い飲み口

ジムビームは、大粒で高品質なとうもろこしである「デントコーン」を使用しており、

甘みとまろやかさが生み出されます。また、「ライムストーンウォーター」と呼ばれる、石灰岩を通って濾過されたカルシウム成分を豊富に含んだ水を使用しています。この水が発酵の際に出る「酸」を抑え、原酒の美味しさを引き出しているのです。

代々受けがれる伝統の酵母

ジムビームの特徴として有名なのが、代々受け継がれる酵母「ジャグ・イースト」です。禁酒法終了から約90年間、同じ酵母株を利用してバーボンを製造し続けています。ジムビームのシリーズすべての原酒に「ジャグ・イースト」を使用することで、同品質を造りだすことが可能となります。

ジムビームの種類

ジムビームは、自分の好みの飲み方ができ、世界中で愛されているバーボンです。ここでは、ジムビームが誇るラインナップの中からすすめのものをご紹介します。

ジムビームホワイトラベル

「ジムビーム ホワイトラベル」は、スパイシーな香りとバニラやキャラメル、フローラルな香り、かすかなオークの香りが特徴的です。口当たりが爽やかなので、ソーダ割やカクテルで飲むのがおすすめです。香りと味わいのバランスも良いのでジムビームを初めて飲む人、バーボン初心者にも楽しめる一品です。

ジムビームブラックラベル

「ジムビーム ブラックラベル」は、6年以上の長期熟成を経たジムビームブランドの最上級プレミアムバーボンです。どっしりとした口当たりの中に香るバニラやキャラメルの香り、熟成が作り出す芳しいオークの香りが特徴的です。しっかりとした味わいですが、滑らかな飲み口が素晴らしい逸品です。

ジムビームデビルズカット

「ジムビーム デビルズカット」は、樽から原酒をボトリングした後の樽材に染み込んだ原酒を取り出してブレンドした逸品です。「悪魔の取り分(デビルズカット)」まで奪い取ったこの品は、力強いオークの香りと苦みが特徴です。バニラやナッツのような香りも楽しめ、ソーダやジンジャーエールで割る爽やかなハイボールがおすすめの飲み方になります。

ジムビーム シングルバレル

ジムビームのシングルバレルです。一つの樽からボトリングされるためより強烈なジムビームを楽しみたい方におすすめです。力強い樽香りとアーモンドやヘーゼルナッツを思わせる様なナッティな味わいがとても印象的です。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方は、ロックまたはハイボールがおすすめです。スパイシーかつバニラや蜂蜜を彷彿とさせる様な王道のバーボン感を楽しむことができます。

比較的に安価な銘柄であるため、普段飲みしやすい点も良い点ですよね。ストレートやトワイスアップなどは向いていない印象があるので、できれば割って飲みたい銘柄です。

バーボン独特のエステル感が苦手な方は、コーラで割ってコークハイとして楽しむのもおすすめです。

ジムビーム蒸留所の歴史

ジムビーム蒸留所は1795年に創業した200年以上の歴史ある蒸留所です。ドイツからアメリカに渡り、ケンタッキー州に移住してきたジェイコブ・ビーム(ヨハネス・ヤコブ・ベーム)が、農業のかたわらに古い銅製の蒸留釜でウィスキー造りを始めたのがきっかけとなります。

以降、ジムビーム蒸留所はビーム家によって製造が続けられていきます。3代目のデイヴィッド・M・ビームの時には、「オールドタブ」というバーボンを販売し、それが大ヒットしたことで繁栄をもたらすことになりました。

1892年には、4代目のジェイムズ・ベーカー・ビームが姉の夫であるハートともにオールドタブ蒸留所を建設することで事業拡大を行います。

禁酒法が廃止された1933年にはクレアモントに新たな蒸留所を建設し、ついに1940年、4代目のジェイムズの愛称を冠したジムビームが登場したのです。

2014年にサントリーホールディングスがビーム社の株式を取得し、ビームサントリーという社名になりましたが、7代目の当主であるフレッド・ノーのもとで、伝統を守りながら新たな味を追い求めています。

ジムビームに似ているウイスキーは?

ジムビームは飲んだことがあるのだけでど、味がジムビームに似ていて少し変わったウイスキーが飲みたいという方も多いのではないでしょうか。

比較的に王道の味わいのバーボンなので、そこからどんどん度数の高いバーボンにチャレンジしてみましょう。よりリッチな穀物由来の旨味が感じられます。

酒屋で101プルーフ(50,5度)という名称がついたバーボンを選ぶと良いです。

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ジムビームアップルやハニーは邪道なのか?

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ジムビームにはフレーバーのついたものが販売されています。度数も低く調整しているためバーボンの薬剤のようなニュアンスが苦手な方にも手に取りやすい商品です。

バーボン由来の味わいを感じながら、気軽に炭酸で割ってハイボールで飲む分には十分だと思います。

厳密に言えばバーボンの定義から外れておりバーボン・リニュールという位置付けですが、十分楽しめるお酒です。

バーボンおすすめの銘柄

ジムビームに代表されるアメリカン・ウィスキー、バーボンを更に楽しみたい方におすすめの銘柄をご紹介します。今回は、ジムビームが製造している別銘柄とジムビームに似たニュアンスのバーボンをご紹介したいと思います。

ノブクリーク

ノブクリークは、ジムビームが製造している「プレミアム・スモール・バッチ・バーボン」の一つです。バニラの甘い香りとナッツを思わせるオーク樽の香り、スパイシーでパンチのきいているのが特徴的です。詳しくはノブクリークのページをご覧ください。

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フォアローゼズ

フォアローゼズは10種類もの原酒をブレンドして造られるため、配合によってその香りや飲み口が変化するバーボンです。様々な味わいのバーボンを楽しんでみたいと思う方におすすめです。詳細はフォアローゼズのページをご覧ください。

ジムビームのまとめ

ジムビームは200年以上の伝統を誇る、世界中で愛されるバーボン・ウィスキーです。創業からビーム家によって引き継がれてきた伝統を守りつつ、6代目のマスターディスティラー、ブッカー・ノーの頃からは、プレミアムバーボンの開発を行うなど、革新的なことにも取り組んでいます。伝統的な香りと味わいを楽しむのも良し、革新的な商品を手に取るのも良しと選択肢の広がるジムビームは、まさにアメリカを代表するバーボンだと言えるでしょう。

難しいことは考えず、自分自身の好きな飲み方でジムビームを一口飲めば、古き良きアメリカの雰囲気と味を感じることができます。

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