ティーチャーズ ハイランドクリームはまずい?評判や味と値上げなど解説
スモーキーな宅飲みウイスキーといえば「ティーチャーズ ハイランドクリーム」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?150年以上の歴史を誇るスコットランドを代表するブレンデッドウイスキーについてまとめてみました。
ティーチャーズ ハイランドクリームはまずいのか
ティーチャーズ ハイランドクリームは、ややピーティーでウイスキーを初めて飲む方には比較的飲みにくい銘柄です。
安価であり、どこでも入手することができるためか、初心者でも手が出しやすく、謎の煙たい香りが受け付けずまずい印象を持たれているかもしれません。
個人的にはトウモロコシと小麦のベースとアードモアをキーモルトにつかったフレーバーが心地よく安価であるため、日常的に飲むハイボールにピッタリなボトルだと感じています。
価格相応でまずいウイスキーではありません。
ティーチャーズの成り立ちについて
1834年、スコットランドのグラスゴー出身のウィリアム・ティーチャーがグラスゴーのドラムショップ(ワンショットバー)で提供を始めた所から歴史がスタートします。
ウィリアム・ティーチャーが始めたバーは、質の高いウイスキーを提供し、ほどなくして出店店舗20店舗ほどに拡大、持ち帰りのボトル販売が軌道に乗り始めます。
1860年、ほどなくして蒸留酒法が制定されブレンドし木樽による貯蔵が許可され、正式にブレンデッドウイスキーの製造に着手することになります。
数々のブレンドパターンを試行錯誤し、1884年にティーチャーズ ハイランドクリームが商標登録されています。
アードモアをキーモルトにブレンディング
少し煙たいようなアードモア蒸留所のシングルモルトウイスキーをキーモルトに複数種類をブレンド。モルト比率も40%前後と高く、独特のスモーキーさと穀物の甘みを感じます。
ブレンデッドスコッチらしいスモーキーさもありつつ、飲みやすい銘柄です。
手軽に飲めるティーチャーズのハイボール缶
気軽に飲めるティーチャーズのハイボール缶も存在します。ハイランドクリームをソーダで割ったシンプルな設計でスモーキーハイボールが手軽に楽しむことができます。
ティーチャーズのcmについて
サントリーの酒類といえばCMがキャッチーなことで知られています。最近のティーチャーズのCMで印象に残っているものは、トラディショナルな教師の格好に扮する大泉洋さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
2024年森田望智さんという女優さんが起用されています。
CMリンク
ティーチャーズ の種類について
現在オフィシャルでリリースされているティーチャーズは、ハイランドクリームのみですが、セレクトが販売されておりました。
ティーチャーズ ハイランドクリーム
洋ナシやリンゴのような香りとアードモアを彷彿とさせるスモーキーさが魅力的なウイスキーです。味わいは、穀物由来の柔らかい甘さを感じることができます。
アルコールのアタック感はやや強いため、ロックやハイボールがおすすめです。
おすすめ度:
ティーチャーズ セレクト
日本人の好みに合わせたティーチャーズ セレクトは、通常のティーチャーズに比べて癖が少なく、ハイボールで割ることを意識して開発しています。
りんごや洋ナシのような瑞々しい華やかで穏やかな仕上がりです。
おすすめ度:
ティーチャーズ 12年
ティーチャーズのオールドボトルです。
12年以上熟成させたグレーンとモルト原酒をブレンドしており、アルコールのアタック感が軽減されております。
おすすめ度:
アードモア レガシー
こちらもやや入手が難しくなってきていますが、ライトピートで飲みやすい入門編のようなシングルモルトです。ティーチャーズが好きな方におすすめ。
おすすめ度:
ティーチャーズ ハイランドクリームと比較検討したいウイスキー
ティーチャーズと一緒に検討したいウイスキーをいくつか紹介します。
ブラックニッカスペシャル
角瓶同様に甘味やコク、ドライさのバランスが良くまろやかで飲みやすい味わいです。香りとしてはバニラ、キャラメル、ナッツ、ドライフルーツといった香りが複雑に絡み合って角瓶よりもスパイシーな香りが強めです。アルコール度数も43度と少し高いですがおすすめのウイスキーで値段は1500円前後と比較的安価で買うことができます。
ホワイトオークシングルモルトあかし
麦芽由来の甘味にほのかにスモーキーフレーバーが特徴的で癖が少なく角瓶よりもあっさりとした味が特徴的です。バニラや柑橘類のさわやかな香りにスパイシーな風味が混ざり合った香りに仕上がっています。アルコール度数は46度で価格は3000円前後と角瓶より少々高いです。
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まとめ
今回はティーチャーズについてまとめてみました。コスパがよく人気のブレンデッドウイスキーの一つです。おすすめはハイボール缶で気軽に楽しめる点がポイントが高く、ソーダ割が面倒な方にもぴったりなスコッチウイスキーです。
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