コロンビア ナリーニョ ゲイシャを飲んでみた|柑橘系の香りや豆面について徹底解説

こんにちは、のめるです。今回は珈琲問屋さんのコロンビアナリーニョゲイシャを飲んでみました。ジャスミンや柑橘系のフレッシュな香りとほのかな渋みが特徴。ゲイシャ種の中でも比較的リーズナブルに試せるため、是非挑戦してみてください。

目次

前提「コロンビア ナリーニョ ゲイシャ」の特徴

そもそもコロンビアのナリーニョとゲイシャ種とは何なのか。説明します。

コロンビアのナリーニョとは

ナリーニョ(Nariño)はコロンビア南西部の地域で、標高1300~2300mの山岳地域で栽培されています。FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)のカッププロファイルでは、はっきりと明快なアロマとミディアムボディかつ、酸味が特徴的な傾向にあります。

標高が高く傾斜地で寒暖差があることから豆が引き締まり、火山灰土壌のためミネラルが豊富な土壌と言われ、コロンビアの原産地呼称制度に認定されています。

「ゲイシャ種」とは?

エチオピア起源の品種で、ジャスミンや柑橘系のような圧倒的に華やかな香り(フローラル)が特徴です。栽培が難しく収穫量が少ないため、非常に高価な希少品種として知られています。

特に有名なのが、パナマのエスメラルダ農園のゲイシャ種でジャスミンやベルガモットのような香りとトロピカルフルーツと表現されるような甘い香りが感じられるようです。名声を確立した04年のベスト・オブ・パナマで当時の審査員たちが一口飲んでこれはコーヒーではない!フルーツジュースか、香水だ!と驚愕し、審査会場がどよめいたと言われております。

今回レビューする豆について

項目内容
原産地コロンビア ナリーニョ県
品種ゲイシャ(Geisha)
精製方法ウォッシュド
焙煎度ミディアム
価格1,230円〜 / 100g(2026年時点)

ゲイシャ種の中ではかなり価格が安いです。カフェで1杯2,000円前後で提供されるクラスの豆が自宅で楽しめると思えば、コストパフォーマンスは悪くありません。常に在庫があるわけではなく入手可能な時期は限られていますが、ゲイシャ種のエッセンスを感じることができます。

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パナマ産ゲイシャとの違いは?

「ゲイシャを飲んでみたいけど、パナマのエスメラルダ農園などは高すぎて手が出ない…」という方にこそ、このナリーニョ産はおすすめです。トロピカルフルーツのような香りは感じることが難しいですが、ベルガモットやジャスミンのような華やかさを感じることができます。少なくとも価格なりに「美味しい」と感じることができました。


焙煎度とテイストについて

焙煎度:ミディアムロースト

  • 酸味 ★★★★
  • 甘味 ★★★★☆
  • 苦味 ★☆☆☆☆
  • コク ★★★☆☆
  • 香り ★★★★★

ひとことで言うと、「飲むアロマ」です。袋を開けた瞬間から、レモンティーやジャスミンのような香りが広がります。苦味はほとんど感じず、口に含んだ瞬間に柑橘系の香りが広がります。最初の方はエチオピアのイルガチェフェ(ウォッシュト)に近いような感じがしたのですが、温度が下がってくると香りの輪郭がはっきりして雑味が薄く、キンモクセイのような華やかな香りとカボスのような香りを体感することができました。

豆面(まめづら)について

ゲイシャ種特有の、やや細長い形状(ロングベリー)が見て取れます。今回の豆は欠点豆もほぼなく、非常に美しい仕上がりでした。規格もExcelso(エクセレソ)でコロンビアらしい大粒でおいしいコーヒーでした。ミディアムローストにちゃんと焼けていて美味しかったです。

保存していたジップロックの香りがすごい

封を切った後、雑にジップロックに入れて保存していたのですが、香りが強すぎて袋の使い道が無くなってしまいました。コーヒーキャニスターに入れて保存する方は、使い切った後ちゃんと洗ったほうがいいかもしれません。しっかり保存する人は、ちゃんと洗うかもしれませんが。


ナリーニョ ゲイシャを淹れてみた

いい豆なので香りを広げつつ、酸味を柔らかくするスタンダードな方法で抽出しました。

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項目設定値
ドリッパーHARIO V60
豆の量20g
挽き目中挽き(ちょい粗め)
お湯の温度90℃〜92℃
お湯の量300ml 5投
比率1 : 15〜16

抽出のポイント

  1. 蒸らし: 30秒〜40秒しっかり取る。新鮮な豆ならここで素晴らしい香りが立ち上がります。
  2. 注湯: 60mlずつ5回に分け、落ちきってから次を注ぐ形式を取りました。
  3. 温度: やや浅い温度で淹れたほうが美味しく感じたので、90~92℃の温度帯で設定していました。

4:6メソッドで淹れてみました。やや渋みが気になったので倍率を16倍で淹れてみたり、温度を調整してみたのですが、このぐらいが嫌な印象が無く美味しく感じました。

コロンビア ナリーニョ ゲイシャの評価

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おすすめ度:

商品パッケージに記載がある通りの香りと味わいでした。初めて煎りの浅いコーヒーを飲む人には衝撃的な味わいだと思います。ジャスミンやベルガモット、アールグレイのように評されるゲイシャ種ですが、それにふさわしいと感じることができました。高級なゲイシャ種はこれにプラスして豊な香りを感じることができるのだろうと思いますが、全然うまいです。

似たようなコーヒー豆との比較

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今回飲んだコロンビアのゲイシャ種とエチオピアのイルガチェフェはすごく近いように感じました。エチオピアはノイズ(野性味)を取り除いたような仕上がりです。

まとめ

結論:週末のご褒美にふさわしい一杯

毎朝ガブガブ飲むコーヒーではありませんが、休日の午後にゆっくりと香りを楽しみながら飲むには最高の豆です。「コーヒーは苦いもの」という概念を覆してくれる、ナリーニョ・ゲイシャの世界をぜひ体験してみてください。

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