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ノブクリークの味わいや種類、歴史などを徹底解説

バーボン

ノブクリークはジムビーム蒸留所が製造している「プレミアム・スモール・バッチ・バーボン」と呼ばれる少量生産で造られるクラフトバーボンの一つです。

その特徴は、アリゲーター(ワニ)の背中のようにデコボコになるまで焼いた樽から生まれるバニラやナッツ、そして9年以上の熟成によるオークの香りです。味わいはバニラの強い甘みがあり、キャラメルやフルーティーな味わいを感じられます。プレミアムバーボンの力強い風味を楽しみたい方におすすめです。

本記事では、ノブクリークの味わいや特徴、種類、歴史をご紹介します。

記事の最後では、ノブクリーク以外におすすめしたいバーボンをご紹介していますので、参考にしてアメリカを代表するウィスキー、バーボンを楽しんでみてください。

ノブクリークの特徴

ノブクリークは、ジムビーム蒸留所で製造されているスーパープレミアムバーボンの一つです。その特徴は、一定の条件を満たして製造されたクラフトバーボンと呼ばれる種類のバーボンであること、そして、「本来のバーボンの姿」を再現しようとしたブッカー・ノーの情熱にあります。

クラフトバーボンとして製造されている

ノブクリークは、最上級の原料を厳選して使用し、糖化や発酵、蒸留はもちろんのこと、貯蔵熟成にまで作り手の特別な意図や思想を込めて製造されています。また、スモール・バッチ(少量生産)のため製造数量も限定され、クラフトバーボンと呼ばれるプレミアムバーボンとして製造されています。

本来のバーボンの姿

ノブクリークは、ジムビーム蒸留所の6代目マスターディスティラー、ブッカー・ノーが「本来のバーボンの姿」を再現しようと情熱を注いだ逸品です。禁酒法以前のバーボンは、4年以上熟成を行い、アルコール度数が100プルーフ(50%)以上で瓶詰めされていました。その力強く芳醇な香りを誇るバーボン本来の姿を、ノブクリークは味わうことができるのです。

ノブクリークの種類

ノブクリークは禁酒法以前のバーボン本来の力強い味わいを楽しめるプレミアムバーボンです。ここでは、ノブクリークのラインナップの中からススメの品をご紹介します。

ノブクリーク

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「ノブクリーク」は、甘いバニラの香りとナッツを思わせるオーク樽の香り、スパイシーでパンチのきいた香りが特徴的です。味わいとしては、バニラの力強い甘みの余韻を長く楽しめます。イギリスで行われているISC2014(インターナショナル・スピリッツ・コンペティション2014)において、ウィスキー部門のGOLD(金賞)を獲得した逸品です。

ノブクリークシングルバレル

「ノブクリーク シングルバレル」は、9年熟成樽の中から更に選び抜いたひと樽からボトリングした逸品です。通常、ウィスキーは複数の樽をかけ合わせて作りますが、シングルバレルは一つの樽のみをボトリングするため、希少価値が高くなります。「ノブクリーク シングルバレル」は濃厚なキャラメルの甘さとアーモンドのような香ばしさが特徴で、ウィスキー造りのプロをもうならせるほどです。

ノブクリークライ

「ノブクリーク ライ」は、ジムビームの7代目マスターディスティラー、フレッド・ノーによって復活した、力強いライ・ウィスキーです。ジムビーム蒸留所が長年培ってきた香味をいかした製造方法を使って誕生したこの商品は、ノブクリークの持つ力強くリッチな味わいに、ライ麦由来のスパイシーさと、ハーブのような爽やかさを感じられる逸品です。

ノブクリークの歴史

ノブクリークは、ジムビーム蒸留所の6代目マスターディスティラー、ブッカー・ノーが手掛けたクラフトバーボンの一つです。

ノブクリークは1992年、ブッカー・ノーが禁酒法時代以前の「本来のバーボンの姿」を求め、情熱を注ぎこんだバーボンです。禁酒法以前、バーボンは「ボトルド・イン・ボルド法」という法律で製法を厳しく定められていました。その条件は、「1つの蒸溜所で1年のうちの1シーズンだけ蒸溜したものを樽詰め」し、「政府税官吏監督のもとで4年以上熟成」させ、「アルコール度数50%以上で瓶詰め」することでした。これを満たしたものだけが「ボンデッド」または「ボトルド・イン・ボルド」を名乗ることができたのです。

ブッカー・ノーは、ノブクリークで、この「ボトルド・イン・ボルド」の再現を目指しました。ノブクリークは、今ではスーパープレミアムバーボンとして人気を得ています。

ノブクリークの名前は、リンカーン大統領が幼少期を過ごしたケンタッキー・ヒルにある小川から取られ、ケンタッキー州の英雄であり、偉大な大統領の名前をこの力強いバーボンに付けたと言われています。

ノブクリークのレビュー・口コミ

ここではノブクリークのレビューと口コミを紹介。

ジムビームファンの方は是非、一度は飲んでみたいですね。

クラフトバーボンの中では比較的手に入りやすい部類なのでどこかで見かけたら手に取ってみてください。

ノブリーク1

ノブクリークの開け方

ノブクリークのキャップは独特なのですが、出っ張りの部分が帯状になっていて、引っ張るとプラスチック芯のスクリューキャップが出てきます。

禁酒法以前のバーボンのスタイルでボトリングされています。

世界中で評価されるバーボン

ノブクリークは、禁酒法が制定される前の「ボトルド・イン・ボンド」という法に準拠した規格で作られているバーボンです。

そのリッチで力強い味わいが多くのファンを魅了します。シングルバレルは、2008年、2013年にはサンフランシスコ・ワールドスピリッツコンペティションで「ベストバーボン」を受賞。25年は、インターナショナル・ワイン&スピリッツコンペティションで「最高金賞」を受賞しています。

他にも数多くの受賞歴がある高品質なバーボンです。

おすすめの飲み方

バーボンのおすすめ定番の飲み方といえばロックでしょう。プレミアムバーボンであるノブクリークをロックで飲むのは勿体無いように感じますが、ロックで味わいの変化を楽しめる飲み方です。

濃厚なバニラ香とキャラメルや黒糖を思わせるような甘みをゆっくりと楽しんでみてください。ロックの良いところは時間の経過と共にニュアンスが変化するところです。

またソーダ割り(ハイボール)なども爽快感があって楽しいので是非試してみてください。

バーボンおすすめの銘柄

ここでは、ノブクリークなどのバーボンを更に楽しみたい方におすすめの銘柄をご紹介します。今回は、ジムビーム蒸留所が製造している他のクラフトバーボンとジムビームです。

ベイゼルヘイデン

ベイゼルヘイデンは、ジムビームが製造しているクラフトバーボンの一つです。通常のジムビームの2倍のライ麦を使用することで独特のスパイシーさを生み出しています。貯蔵庫の最下段で8年以上じっくりと熟成させた逸品です。アルコール度数が40%に抑えられており、スムーズな飲み口となっています。

ジムビーム

ジムビームは、世界のバーボン市場の4割を占める大人気のバーボンです。日本でもCMなどで有名になりました。ジムビーム蒸留所が守り抜く伝統の香りと味わいを堪能できます。詳細は、ジムビームのページをご覧ください。

ノブクリークのまとめ

ノブクリークは誕生からまだ30年しか経っていませんが、スーパープレミアムバーボンとしての地位を獲得しました。禁酒法時代以前の、力強い香りと味わいのノブクリークは、その当時のアメリカを味わえる逸品であると言っても過言ではありません。

どっしりとした味わいのため、バーボンを初めて飲む方には少しクセがあるように感じられるかもしれませんが、濃厚な味わいを楽しんでみたい方にはおすすめです。

ビーム家の革新者とまで言われる、ブッカー・ノーが情熱と魂を注ぎ込んだバーボンを傾け、古き良きアメリカに思いを馳せてみるのも良いかもしれません。

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