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グレンフィディックの特徴や味わい、価格、熟成年数など解説!世界で愛されるシングルモルト

スペイサイド

今回はグレンフィディックについて解説です。世界中にファンがいる人気銘柄です。

鹿のエンブレムと12年熟成は洋梨のフルーティー香りが特徴的で飲みやすく初心者にもおすすめ。

酒屋さん以外での取り扱いも多いので一度目にされた方も多いのではないでしょうか?

「日本酒やワインはよく飲むしハイボールも好きだけど、シングルモルトは敷居が高くて。。。」という方にもわかりやすくグレンフィディックの魅力をまとめてみました。

グレンフィディックのおすすめは12年!

スペイサイド入門の王道といえばグレンフィディック12年です。どこでも買えるシングルモルトという点とスコッチ独特の煙たい感じがなく飲みやすいという点も高評。

青リンゴや梨を彷彿とさせるようなフルーティーな香りとモルトの甘さが感じられスペイサイドモルトらしい味わいです。

初心者のためのライトなスコッチかと思いきやウイスキーに飲み慣れている中級者や上級者が飲んでも独特の青リンゴや梨の香りに感銘を受けます。

世界的な原酒不足の影響で値上がりしており入手難易度が若干上がっているため早めに押さえておいた方がいいでしょう。

流石にもう一段値上がりがあるとは思いたくないのですが。。。あるんですよねウイスキーは。

グレンフィディックの特徴や概要

グレンフィディックは、スコットランドのスペイサイド地方ダフタウン、グレンフィディック蒸留所で製造されるシングルモルトウイスキーです。

世界のシングルモルトの売上ランキングではグレンリベットと1位2位を争っています。

価格も12年熟成は2000円台後半で購入することができましたが、2020年のリニューアルで若干値上げになり3000円前後で販売されています。

グレンフィディックの味わいや香り

12年は洋梨や青リンゴといった表現をされることが多いウイスキーです。口当たりはスムースで非常に飲みやすく甘いウイスキーで、変に苦味が残らないので飲みやすいのも長所。

15年はソレラシステムという酒精強化ワインやラムで使われる手法を用いた製法、よりシェリー樽由来のレーズン感が際立ちます、

18年はスモールバッチという小さめの樽で熟成したバーボン樽とシェリー樽をヴァッティングしたものでグレンフィディックらしい味わいを楽しめます。

グレンフィディック蒸留所の歴史

歴史は古く創業は1886年にフィデック川の渓谷にあるダフタウンでウイリアム・グラントとその9人の息子たちによって設立されました。

前回紹介したモートラックの創業もウイリアム・グラントが中心となって手がけております。

1898年にはお馴染みのパティソン事件で起こり、パティソンに大量に原酒を提供していたグレンフィデックは売り先を失い大打撃を受けます。

その後、グランツやモンキーショルダーなど初め自社でブレンデッドウイスキーを製造する方向を舵を切りました。事業は成功し現在でも事業の一翼を担っています。

1920年にのアメリカの禁酒法制定で多くの蒸留所が減産する中、ウイリアム・グラントの孫にあたるグラント・ゴードンが経営に加わり増産を支持します。

その後、禁酒法は廃止となりシングルモルトの需要が世界中でブームになりより多く原酒を保有していたグレンフィディックが急速に売上を拡大することに成功します。

今日では、生産量1000万ℓと圧倒的な物量を誇っています。

グレンフィディックの種類

ここではグレンフィディックの種類について紹介します。

グレンフィディック12年スペシャルリザーブ

グラント家に代々伝わる、グレンフィディックのシンボルです。世界中に多くのファンがいて、数多くのアワードを獲得してきました。

当時から変わらず、クリアなハイランドの湧水を使用し、上質なアメリカンオーク樽とヨーロピアンシェリー樽で12年間熟成させた至高の一本。

滑らかかつ芳醇で長い余韻の12年スペシャルリザーブはグレンフィディック独特のスペイサイドスタイルの完璧な逸品と言われ、最高の味わいだと広く称賛されています。

グレンフィディック15年ソレラリザーブ

ソレラシステムが生み出す円熟の味わい。

我々の革新の歴史の代表例であるこの15年ソレラリザーブはモルトマスターによって、シェリー樽熟成に用いられるソレラシステムを応用することで生み出されました。 そのほのかにスパイシーで円熟した味わいは“ソレラバット(大桶)”の錬金術の賜物とも言われ、バーボン樽、ホワイトオーク新樽、シェリー樽の3種の樽で熟成したモルトウイスキーを ソレラバット(大桶)で約6ヶ月間後熟することで誕生します。

使用しているソレラバット(大桶)は、1998年から1度も空にしたことがなく常に半分はウイスキーが入っている状態が保たれています。

グレンフィディック18年

厳選された原酒と個別管理による深く豊かな味わい

最低18年以上熟成されたスパニッシュオロロソシェリー樽原酒とアメリカンオーク樽を厳選してヴァッティングし、その後最低3ヶ月後熟。スモールバッチ(小ロット)で個別に厳格に管理することで、深く、豊かな味わいを表現している。偽りのない優れたシングルモルトは、18年間に渡る徹底した管理と心遣いに加えて脈々と受け継がれるクラフトマンシップによる賜物です。

グレンフィディック 21年

カリビアンラム樽仕上げのまろやかで複雑な味わい。

21年間丹念に蒸溜所で熟成された申し分のない伝統的なスペイサイドウイスキー。 最低21年以上熟成されたヨーロピアンシェリー樽原酒とアメリカンオーク樽原酒をヴァッティングし、その後4ヶ月間カリビアンラム樽にてフィニッシュ。エキゾチックなジンジャー、イチジク、ライムなど熟成感のあるスムースでまろやかな味わいに複雑さが加わります。

グレンフィディックIPA

IPA(インディア・ペール・エールビール )寝かせた樽で後熟させた一本です。

熟れたりんごとポップの香りとビター感が楽しめます。

グレンフィディックファイヤー&ケイン

グレンフィディック蒸留所のエクスペリメンタルシリーズで、ピーテッドモルトをラムカスクフィニッシュさせた一本です。

バーボンバレルで熟成したピーティーなモルトとエキゾチックのラムカスクをご賞味ください。

グレンフィディックリザーヴカスク

シェリー樽熟成の原酒を厳選しソレラ樽でブレンドしたウイスキーです。

マーマレードや洋梨を思わせるような濃厚な甘みが感じられます。

グランツ 18年

18年以上熟成させたシングルモルトとグレーンをブレンドし、ポートカスクフィニッシュしています。

蜂蜜を思わせるような濃厚な甘さとリッチで滑らかな舌触りが特徴的です。

まとめ

今回はグレンフィディックを紹介しました。よく初心者向けだと言われますが、そんなことはなく飲み慣れた方も久しぶりに飲むとグレンフィディックのうまさに気が付くと思います。

ぜひ、この機会にグレンフィディックを試してみてください。

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